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若年出産の悲劇

若年出産の悲劇

   ―悲しい若者達を救い守れ……―


本当に罪深いのは若者だろうか、大人だろうか?

子供達は大人から学ぶ。
学校や教科書から学ぶ以前に、
幼い子供達は誰から母国語を学ぶのだろう?
誰からコミュニケーションを学ぶのか?

子供達が最初に言葉を学ぶのは、
子供からではなく母親などの養育者だ。
母親、父親、祖父母などの同居人からだ。
赤ん坊は養育者から全てを学ぶ。

父母や家庭が、
暴力と暴言、
悪意と陰謀に支配される地獄だったなら、
哀れな子供達は地獄のようなコミュニケーションを学ぶ事になる。

父母や家庭に、
愛情も思いやりも配慮もなく、
氷のように冷え切っているならば、
子供達はわびしさと冷淡さを学ぶ事になる。

子供達が暴力を振るうなら、
それは一体誰の責任なのだろう?
子供達が民族や人種を差別するなら、
それは誰が教えたことだろう?

子供達の未来を不幸にする者、
子供達に幸せな未来を約束する者、
子供達の結婚生活や、
子供達の作る社会の縮図を与える者。

それは大人に他ならない。

大人達が腐りきっているのに、
親に何の愛情も責任感も無いのに、
悪政をほしいままにする独裁者を野放しにしているのに、
どうして子供達を責めることができるだろう?

子供達を救いたいなら、
大人達がまず襟を正さなければならない。
子供達の幸せな未来を願うなら、
大人達が今の社会を少しでも良くしなければ。

子供達の幸不幸を決定するのは、
政治でもなければ宗教でもなく、
空虚な祈りの言葉でもなく、
一人一人の親の言動の積み重ねなのではなかろうか?

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二月の花

紅、白、ピンクに咲き誇る、
ほのかに香る梅の花。

どうか優しい花達よ、
子供達を祝福しておくれ。

二度と再び戦争に駆り出されないように、
どうか不幸な歴史を繰り返さなくても良いように。

どうか若者達が自らを大切にして、
悲しい運命を歩まずに済むように……



以下は日本小児科学会誌、2018年2月号からお借りしました。

若年出産を防ぐ
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