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天使のささやき、悪魔の声。

天使のささやき、悪魔の声。

「どうせどんなに努力したところで、
 何もかも無駄な事だ。
 努力など止めてしまえ。」

悪魔が笑ってそう告げる。

「努力した事は一つも無駄にならない。
 何もかも意味があり価値がある。
 出来る時には努力してごらん。」

天使がそっとささやいた。

「どうせ無駄だ。言っても無駄だ。
 逆恨みされて爪弾き、
 お前の損になるだけだ。」

悪魔がクスクス笑って言った。

「時期を選び、相手を選び、言葉を選んで準備して、
 慎重に冷静に優しく語りなさい。
 それが相手のためになるのなら。」

天使が優しくつぶやいた。

「失敗だったな、役に立たなかったな。
 お前などには生きる価値もない。
 この世のゴミとはお前の事だ。」

悪魔がゲラゲラ高笑い。

「行動したから失敗したが、
 試行錯誤なしでは人は学べない。
 原因を分析すれば良いだけで、自分を責める必要などはない。」

天使が静かに励ました。

「たとえお前が死んだとしても、
 この世の誰も気にしまい。
 お前など死ねばいいんだよ。」

悪魔がニヤニヤ笑って言った。

「木の葉が一枚散っただけでも、野の花一輪が萎れても、
 神と天使はそれを憂うのだ。
 あなたも神の被造物、決して忘れ去られる事はない。」

天使があなたに微笑んだ。

「待っても無駄だ、誰もお前を相手にしない。
 お前は死ぬまで独りぼっちだ。
 孤独なままで死ぬだろう。ほら、自殺した方が今より楽になれるぜ。」

悪魔が腹を抱えて笑う。

「時期を待ちなさい、忍耐しなさい。
 どんな事にも時期がある。命に勝る賜物は、この地上には存在しない。
 希望を胸に待ちなさい。」

天使が未来を指差した。

「金が全てだ。権力が全てだ。
 金さえあれば何でもできる。
 権力さえあれば自由自在さ。」

悪魔が耳元でそそのかす。

「富も力も使い道次第。他者の幸せのために使いなさい。
 あなたは富と力の所有者であれ。
 富と力に所有されるな。」

天使が真面目にそう語る。

「この世は俺の物、悪魔の物。
 俺を神だと崇めれば、
 お前はこの世の王になれる。」

悪魔がしつこく言い募る。

「世界の全ては神の物。
 悪魔に魂売ったなら、
 地獄の闇が待っている。憐み深くありなさい。」

天使が諌めてそう言った。

「暴力賛成、軍隊万歳、
 戦争しようぜ、殺そうぜ!
 弱い奴らは皆殺し。」

悪魔が笑ってそそのかす。

「人間が他者にした事は、
 一つ残らず我が身に返ってくる。だからこそ平和を求めなさい。
 カルマは神が決めた物。逃れられる者は誰も居ない。」

「勉強? 学問? 下らねえ!
 遊んで自分の好き放題。
 好きな女は強姦しよう。それが自由と言う物だ!」

悪魔が何度も繰り返す。

「人は人生を学び経験するため、
 誰もがこの世に転生する。
 獣性を理性で統制するために、神の身元に近付くために。」

天使が静かにそう言った。

「どうせ人生、一代限り。
 好き放題に生きてやれ。
 バレなきゃ何をしても良い。」

悪魔がくつくつ笑って言う。

「人間は無限に輪廻転生する。自らの良心を騙せる者はいない。
 この世で罪を犯した者は、
 生まれ変わってもその報いからは逃れられない。」

天使が遠くを見つめて言った。

「ずる賢い奴らがこの世を支配する。
 狡猾なら世渡りは大成功。
 バカな奴らは嘲笑ってやれ!」

悪魔が得意になって言う。

「あなたに富があるのなら、あなたに知恵があるのなら、
 あなたに権力があるのなら、弱い人達に分けてやりなさい。
 あなたの富と権力と、この世を生き抜く知恵と良心を。それが気高い神の道だから。」

天使が天をふり仰ぐ。

「頭が良いのは誇らしい。
 プライドこそが生きる意味。
 貧乏人やバカな連中、劣った奴らを嘲笑え。」

悪魔がしたり顔で言う。

「人の貧しさを笑う人間は、いずれ自分が窮乏する。
 人の無学を嘲笑すれば、やがて自分が嘲笑される。
 赤ん坊もいつか一人前になる。自らを誇るのは間違いだ。」

天使が静かにそう諭す。

「隣人を馬鹿にしていじめてやろう。
 違う人種や民族を差別してやろう。
 隣国を侮辱しバカにしてやろう。これ以上の楽しみはないからな。」

悪魔が楽しくそう言った。

「あなたの隣人を愛しなさい。それが神の子の教えだから。
 違う人種や民族も、あなたと等しく扱いなさい。
 隣国をあなたの友とせよ。世界を平和にするために。」

天使がおだやかにそう言った。

「欲望のままに、悪意のままに、プライドのままに生きようぜ!
 憐みなんぞは糞喰らえ! 何の役にも立つものか!
 我慢も自制も捨てちまえ!」

悪魔がイライラして言った。

「人間は獣とは違っている。忍耐強くありなさい。
 理性と自制を使って生きなさい。憐み深くありなさい。
 それこそがあなたを尊い人にする。」

天使が光り輝きながら、あなたにその手を差し伸べた。
 
「この世には神も仏も居るものか!
 地上は悪魔が支配する。
 お前も仲間になれば良い!」

悪魔が怒ってそう怒鳴る。

「この世は神が創った物。
 全ては神の御心通り。悪魔と天使のどちらを選ぶか、
 全ては人の自由意思。人は自らの在り方を、自分自身で選択する。」

天使が優しくそう言った。

天使の教え

きりすと

まりあ

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世界

美しい心こそが、
この世に咲く最高の花。

清らかな願いこそが、
人類に与えられた希望の光。

憐み深い人の心が、
この世の全てを清くする。



降るも晴れるもこの世の習い……

初夏には晴れと雨とが繰り返されます。

雨が降れば人は憂鬱に、
晴れれば気分も爽快に。

けれども雨の恵みなしでは、
植物は花を咲かせず実もならず、
動物達も滅びます。

世界の命が生きるためには、
雨の日、晴れの日、どちらも必要です。

まるで人生そのものですね。

人生も晴れと雨との連続です。

降ったり止んだりの繰り返し……

苦しい雨の日の中で、
人は忍耐を学ぶのでしょう。
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