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闇の底。

闇の底。


未入籍の母親が妊娠した。
産科にも通院せず、
誰にも知られず出産し、
そのまま我が子の首を絞めて殺害した。


暴力団の末端に所属する、
チンピラと同棲する女が居た。

殴られ蹴られ鼻を折られ、
風俗店で働かされ、
何度も病院から通報されて、
警察も介入する時間外の常連だったが、
男と別れる気は毛頭ない。


妻にだけ暴力を振るう夫が居た。
外面だけは異常におとなしかったから、
誰も暴力夫だとは気付かなかった。

妻が嫌がってもセックスを強要し、
拒むと狂った様に殴りつけた。

次から次へと子が生まれたが、
母親はまともに育児をせず、
乳児健診すら受けさせず、
予防接種も全く打たずにいた。

三人目の子が生後4か月の時、
長男から百日咳をうつされ、
何度も何度も呼吸が止まり、
最後にはとうとう痙攣した。

しぶしぶ母親は救急車を呼んだが、
病院に到着した時には、
赤ん坊は既に死んでいた。


生活保護の家族が居た。
子供さえ生み続ければ、
その分だけ手当が手に入る。
今では7人の子持ちだが、
ついこの間、母親は、
8人目を妊娠した。

長男はぐれて中卒に。
次男は引きこもりで時々切れては、
弟や妹に暴力三昧。
次女は両親にいじめられ、
三女は父親に強姦されている。


日本に出稼ぎに来た南米人が居た。
きつい夜勤労働だったけれども、
家族を思いたった一人で、
異国で言葉を学びながら、
一生懸命働いて、
ようやく安定した収入を得た。

夫は妻を呼び寄せて、
ようやく二人の生活が始まった。

妻はやがて妊娠し、
夫は大喜びだった。

日本人よりもはるかに家族を大切にする、
南米人らしいやり方で、
夫は前にも増して仕事を頑張ったし、
暇さえあれば料理も家事もした。

生まれた赤ん坊は可愛い天使さながら、
Angela(アンヘラ=女性の天使)と名を付けた。

ところがある日曜日、
夫は事故に巻き込まれ、
全身打撲で即死した。

取り残された若い母と子は、
数少ない友人と保健所の助けで、
ようやく生活保護を受けられるようになったけれども、
日本語は全く話せない。


ある若者が自衛隊員になった。
勉強は苦手だったけど、
スポーツ万能で優しい男だった。

安倍政権になってから、
稲田防衛大臣により、
自衛隊が戦闘地に送られた。

現地では銃声があたりに響き、
時には死んだ現地の人々の葬儀も見た。

真夜中過ぎでも夜明け前でも、
真っ暗闇で爆発音がする。

その度に恐怖で飛び起きると、
全身が汗びっしょりになっていた。

その残酷な任務も終わり、
若者は無事日本に帰りつき、
稲田防衛大臣は、
本当は戦闘地だと知りながら、

「戦闘などはない。
 ちょっとしたもめごとがあっただけ」と、

何食わぬ顔で答弁した。

若者は毎晩悪夢を見、
死んだ村人の夢を見た。

目が醒めると汗びっしょりで、
半年たってもそれが終わらない。

ある朝、この哀れな若者は、
いつまで経っても起きて来なかった。

母親が不安を覚えて部屋を開けると、
我が子は首を釣っていた。


これが「美しい日本」だ。

やみ

闇、闇、闇、闇の底……




カップル。


裏の空き地の草が刈られて、
キジのつがいがやってきた。

仲良く餌をついばみながら、
寄り添って時々辺りを眺めている。


遊歩道に花が咲き出すと、
色とりどりの蝶が舞う。

白に黄色にアオスジアゲハ、
空飛ぶ花と人は言う。

オスが切なくメスを追いかけ、
焦らすようにメスは宙を舞う。


学校帰りの高校生。
兄弟姉妹か友達か?

笑いながら男子が何か言っている。
笑顔で女子がうなづいている。


スーパーに若い二人の夫婦が、
子供を連れて買い物に。

父親はお米の袋を担ぎ、
母親は幼子の手を引いている。


女性二人のカップルが、
うららかな春の公園に居る。

一人はカジュアルな装いで、
もう一人はシックで素敵な衣装。

きれいな姿で語らいながら、
楽しげに芝生を歩いてゆく。


2人の男が歩いている。
片方はオネエ言葉で語る。

笑いながら相手が切り返す。
こっちは普通の男言葉だ。


老夫婦が仲良く散歩する。
夫は杖を突きながら。

真っ白な頭に帽子をかぶり、
夫はだまって道を行く。

白髪交じりの妻は寄り添いながら、
坂道を二人で登って行った。

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強きを助け、弱きをくじく。

   ―地上は楽園? 誰の楽園?―


この世は地獄だと誰かが言った。
燃える炎に包まれた屋敷のようだ、
かつてそう言った人も居た。

けれどもそれは各人次第。

誰がこの世を地獄にしたのか?
誰がこの世を火宅にしたのか?

ある家が放火され、
お年寄りと小さな孫が焼死して、
生き残った父母は泣き叫んだ。

犯人は捕まらないまま迷宮入り、
無残に死んだ3つの命。
黒こげになった元の家……

犯人は一人、笑っていた。
まんまと放火が出来て、
まんまと逃れおおせたから。

火宅の主には地獄だが、
犯人には罪はバラ色だった。
悪人には人の不幸が楽しいから。


ある大学で事件が起きた。
ラグビーの試合において、
ある選手がタックルされ全身麻痺になったのだ。

危険なタックルを指示したのは監督だった。
コーチは全員、監督に忖度し、
生徒は奴隷の様に従った。

監督とコーチはグルだった。
大学側もそれを知っていた。
全部知っていて黙認した。

強い者が正義であり、
ずる賢さがこの世で豊かさと出世を保障する。
こうして人は、強きを助け弱きを鞭打つのだ。


ある国に独裁者が居た。
何でもかんでも好き放題。
自分一人に権力を集中させた。

国民は独裁者の奴隷に過ぎず、
弱い人々は徹底的に搾取され、
虫けらさながらに扱われた。

女性を強姦した性犯罪者は無罪放免、
被害者女性がバッシングされ、
独裁者の親友に多額の国家予算が投入された。

残酷な王が権力を掌握すると、
その国は弱肉強食になり、
善良な人や弱者は悲惨な扱いをされる事になる。

「我が国は地上の楽園だ」、独裁者がそう言った。
確かに独裁者と手先には極楽だが、
国民には地獄さながらだ。


残忍で狡猾な連中が、
この世を地上の地獄にする。
その国は悪人には天国だが、善人には地獄に他ならない……


「自分さえ良ければ良い」
誰でも自分は可愛いが、
他者を傷付ける権利はない。

弱者を踏みにじって得た幸福。
他者の絶望と悲哀の上に築いた富。
計算高さと厚顔無恥で得たこの世の権力。

それで幸せだと思える人には、
地上はさながら天国だ!

けれどもその幸せは、
他者の不幸と絶望と、
悲哀と号泣、貧しさの結果でしかない。

この世を地上の地獄にするのか、
それとも地上に天国を築くのか?
それは一人一人の思いにかかっている。

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人生は思いのままになる。

 ―引き寄せの法則の真実―


2500年前のインドの覚者は言った。

「人間は、その人自身が思ったような人になる。
 それ以外はあり得ない」

2000年前の神の聖者は言った。

「求めよ、そうすれば与えられる」


ある美しい女子高生がいた。
両親とも日本人ではあったけれども、
まるでヨーロッパ系のハーフのような、
ギリシャ彫像のような愛らしい娘だった。

彼女が好意を持った男子生徒は、
一人残らず彼女を好きになった。
選り取り見取りとはこの事だ。
振った事はあっても振られた事はない。

ところが彼女は勉強嫌い。
成績は常に中の下で、
できない上に勉強しないから、
最終学歴は専門学校止まり。

おまけに遊び人好きで、
いくらでも引く手あまただったのに、
そんなにも美貌に恵まれていたのに、
結婚相手はお祭り男。

高卒の遊び人だった。

二人で焼肉屋を始めたけれど、
勉強もせず商売も下手、
おまけに努力もしなかったから、
二年もせずに店は潰れてお終い。

両親ともが勉強嫌い、
出来た子供も勉強嫌い。
当然、父母とも教えられずに、
二人の子供も高卒だった。

「私は勉強したくない」
彼女が本気でそう思ったら、
本当に勉強しない人生になり、
平均以下のその日暮らしになった。

「私は楽しい人が好き」
彼女が心に思ったら、
結婚相手は遊び人。
楽しいけれど金も希望もない。


別の女子高生がいた。

容姿も平凡、成績は中の下、
兄は優秀だったから、
親にも兄にもこう言われた。
「お前はダメね。お前は馬鹿だ」

散々家族に馬鹿にされ、
その都度、やる気を粉砕された。
それでも努力した甲斐あって、
卒業の頃、成績は中の上、最終学歴は短大卒だった。

真面目な彼女に惹かれた男は、
大学卒の普通のサラリーマン、結婚して子供も出来た。
「子供には自分のような思いはさせたくない」
母親はそう思い、子供達にせっせと教えてやった。

長男は勉強が苦手だったが、それなりには努力した。
優しい彼は理学療法士を目指した。
患者さんが可哀想で耐えられず学校を中退したが、
今はまじめに銀行で働いている。

次に生まれた長女は優秀で、
とある一流大学に現役で合格し、
大学生活を楽しんでいる。
両親とも大喜びだった。

面白い事に子供達に教えた結果、
母親自身も苦手だった勉強が、
現役の頃以上に良くわかるようになり、
「自分も捨てたものじゃない」と思えたのだ。

彼女の願いは何だっただろう?

「勉強が出来るようになりたい。
 子供達には自分のような思いはさせたくない」
結果、彼女は勉強が出来るようになり、
子供達はどちらも幸せになった。

子供達の幸せを願って努力したこの母親は、
ささやかではあったけれども、
自分自身が幸せになった。
彼女の願いは叶えられたのだ。


「人間はその人が思った通りの人になる」

太古の覚者がそう言った。

「求めよ、そうすれば与えられる」

神の聖者がそう言った。

これが「引き寄せの法則」だ。


愚かな人はこう教える。

「人生は思いのままになる。
 願えば渦のように全てが引き寄せられる」

でもそれは決して賢者の教えなどではなく、
詐欺師が金を儲けるためだ。
 
愚かな人はこう思う。

「心に思えば叶うのか。
 そうか!
 だったら努力も勉強もなしで、
 大金持ちになりたいと願ってやろう!」

けれども愚かな人は気付かない。
この人が本当に願ったことは、

「自分は努力も勉強もしたくない!
 自分さえよければそれでいい!」

そしてその願いの通り、
この人の成績は最下位になり、
思いやりも配慮も何もない、
怠け者で身勝手な人間になったのだ。

この人が願った通り、
全ての悪徳と怠惰と愚かしさが引き寄せられて、
愛情も情けも何もない、
空っぽのエゴイストの出来上がり。

「学ぶべき時に学ぶことなく、
 努力しなければならない時に努力せず、
 働かなければならない時に怠けていると、
 最後はまじめに努力して生きる人々を羨む事になる」

そう古の仏陀は言った。

「忍耐強く心清く賢明で、
 憐れみ深く平和を願う善良な人々は、
 必ず気高い祈りが神に聞き届けられ、
 最後にはきっと報われる。

 人は自らの撒いた種を、
 刈り取るところの者になる」

尊い神の子がそう言った。


自らの欲望の充足だけを求める者は、
願い通りにエゴイストになり、
他者の幸せを祈る善良な努力家は、
神によって願いが満たされる。

人々よ、知るが良い。

人は自らの思いの通りの人間になり、
引き寄せの法則はこうして満たされる。

あなたは何を願うのか?
あなたの願いを吟味せよ。

不幸を引き寄せたくないのなら。



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人生の花が開くには?

暖かな太陽の光と、
適度な雨の与える恵み、
焼け付く夏の消耗、
寂しい秋の凋落、
凍てつく冬の時期を経て、
ようやく春が訪れて、
美しい花が咲き誇る。

親の愛、先生の愛、
時には叱られ怒られながら、
試練の日々の苦しみ悲しみと、
報われない努力に泣いた日々、
氷のような世間の冷たさと、
耐えて待つしかない忍耐の日々、
それなしでは人生の花は決して開かない。

学ぶことを怠る者が、
どうして知者になれるだろう?

地道な努力を嫌う輩が、
どうして技術を身に着けられるのか?

待つことができない短気な者が、
どうして結果を出せるだろう?

学ぶべき事を学び、
努力すべき事を努力して、
忍耐強く待つ者だけが、
輝かしい夢を実現する。

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