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天人五衰。

天人五衰。

生まれた生まれた命が生まれた。
小さな命が生まれたよ。

やがてつぼみが大きくなって、
世にも美しく花開く。

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ほら、まだまだ小さいけれど、
このつぼみはね、未来の奇跡を宿しているんだ。

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おませな娘はもう花開き、
奥手な娘は慎ましい。それぞれ時期があるんだよ。

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朝日が射せば輝くばかり、
地上に奇跡が花開く。

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(ああ、あんなにあどけなかったあの子も、
 こんなにも綺麗になったのか……)

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ね、誰でも輝く時が来るから、
慌てなくっていいんだよ。他人と比べなくてもいいよ。

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けれどもぎらつく太陽に照らされると、
綺麗な娘もさすがにやつれるね。(人生には悩みが付きものさ)

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悲しい事に人生の峠を下り始めると、
いつまでも若くはいられない。最初に咲いた順番に、誰もが衰え始めるよ。

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ね、若さゆえの輝きはひと時の物。
自分を豊かにしておかないと、後悔だけが待っている……(気づいた時には遅すぎる)

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人生は平等かもしれないね。
人より早く栄華を誇った者は、人より早く衰える。(そら、言わんこっちゃない。人は謙虚でありたいね)

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老いは誰にも止められない。
若い時に多くを学ばなけば、みすぼらしい空虚な晩年は避けられない……

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肉体が衰え、心も萎えて、暗い宵闇が訪れる。
僕らはどこから来たのだろう? 僕らはどこに行くのだろう?

(けれどもご覧、人々よ。
 花は枯れてもまた咲くよ。それが命の循環だ)



おい旦那、あんたの不幸は誰のせい?


「妻は人生最良の友である」

お釈迦様はそう言った。

ところがそのお釈迦様は、
生まれたばかりの我が子を捨てて、
当然、疲れた妻も捨て、
自分の覚りのために出奔した。

(馬鹿だねえ……。

 お釈迦様は妻子を捨てたんだよ。

 そんなのを信じてどうするの?)

優しいお釈迦様の従弟、アーナンダ、
女性を教団に入れてやろうとした。

するとお釈迦様はこう言った。

「女は愚かで執念深く、
 物欲だけが強い。
 覚りからはあまりにも遠い」とね。

アーナンダが3たび頼み込んだから、
不承不承でお釈迦様はそれを認めたさ。

でも案の定だった。
お釈迦様が心配した通り、
女と男が一緒に居れば、
そりゃ、教団は乱れるさ。

男尊女卑だよ、お釈迦様はさ。

世に名高いお釈迦様でもこのザマさ。
彼よりもはるかに劣る、日蓮、親鸞、道元、その他、
有象無象の仏教徒共、
こんな奴らをいつまで崇めていやがるんだ?


「人間が人間になったその時以来、
 人は親を捨てて自らの半身と結び付き、
 2人はこうして一つになる。

 夫婦は神が一つのくびきにお繋ぎになった者、
 人間がこれを引き離してはならない」

そうキリストは言ったよね。

彼の死の直前にマグダラのマリアが、
泣きながら香油を彼の頭に注ぎかけた。

ユダは言った。

「もったいない事をする。
 この香油は300万円にも売れて、
 貧しい人に施せたのに。」

けちな奴、金が惜しかっただけ……

するとキリストがこう言った。

「何故、このご婦人を責めるのか?
 私の葬儀のためにしてくれたのだ。

 この事は私の教えが伝わる全ての世界で、
 永遠に語り継がれるだろう」

優しいね、キリストは。

どっかのインド人とは大違いさ。

この女性は娼婦だった。

もっともキリスト自身の母親はさ、
婚約者じゃない男の子を妊娠しちまった!
おまけにたった十代で!
それが有名なマリアだよ。

おまけに婚約者の男はお人よし、

「子供は神の授かりものだよ……」

そう夢で天使に言われ、
女も子供も受け入れた。

情け深い人だったんだね。

天使の声は彼の良心の声だった。

お父さんはお人よしで慈悲深かった。
お母さんは未婚の母だった。

息子は優しい人間に育った。

子供達は親に似るからね。

結婚を精一杯祝福したのも、
この人の御両親に由来しているのだろう。


なあ、旦那、あんたは不幸だね。

でも、この二人の言葉を聞いてどう思う?

あんたは奥さんを殴ったよな。

奥さんをないがしろにしてきたね。

子供にも何の関心もなかったね。

そうそう、何度か浮気して、
バレたら見事に居直った。
長男が悲しいまなざしで、
あんたとお母さんを見つめていたっけ……。

なあ、旦那、あんたは奥さんを大事にしてきたかい?

あんたは入院しているけれど、
誰も見舞いに来ないよね?

あんたはもうじき死ぬけれども、
子供ですらあんたに無関心だ。

それって一体、誰のせい?


なあ、旦那、あんたは不満で一杯だ。
この世の全てが気に入らない。

でもねえ、旦那、あんた自身が、
家族にとってどんな存在だった?

金を稼いでいたから黙っていたけど、
奥さんはあんたの全てが嫌だったし、
子供達はあんたの顔も見たくなかった。

それって、あんたのせいだろう?


お釈迦様が言うだろうね。

「あなたは自分の家族を大切にしたろうか?
 我が身だけが可愛かったのではなかろうか?」ってね。

キリスト様が言うだろう。

「あなたは家族を愛したか?
 あなたは家族のために生きたか?
 それとも自分のために生きたのか?」ってね。

恨むなら、自分自身を恨みなよ。
悪いのは自分なんだからさ。

な、旦那、あんたにも色々嫌な事があっただろうが、
だからといって奥さんに当たり散らす権利はなかったはずだ。

あんたが味わった人生の悲劇、
それには同情してやるよ。

でもねえ、あんたが奥さんと子供にした惨い仕打ちと、
あんたが奥さんと子供にしなかった義務、
あんたが奥さんと子供に愛情と安心感を与えてやらなかった事、
それはあんたの責任だろう?

人間は誰でもさあ、
それぞれの不幸を担って生きている。
金持ちも如何なる権力者も、
どんな人間だって人間でいる限り、
等しく老いて病に倒れ、
最後には例外なく死んでゆく。
哀れなもんさ。

さあ、どっちを選ぶのか?

自分自身が不幸だから、
他人も不幸にしてやれと思うのか?

自分自身がこんなにも不幸だから、
せめて自分より不幸な人達、
自分よりもずっと貧しい人達、
自分よりもはるかに悲しい人達には、
少しでも親切に優しくしてやろうと思うのか?

ね、旦那、あんたはどっちを選んだろう?


きっと人生の最後の時に、
お釈迦様やキリスト様が言うだろう。

「もしも自分自身が不幸に貧しく惨めになるのが嫌ならば、
 あなたは他者にも情けを掛けてやるべきだった。

 もしもあなた自身が人生の不幸を、
 絶望の苦さを、孤独の辛さを、
 貧しさの悲哀を、いじめられる辛さを知っているのなら、
 同じく不幸な人々に、
 あなた以上に弱い人々に、
 なぜ、憐れみを掛けてやらなかったのか?
 なぜ、情けを掛けてやらなかったのか?」と。


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