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AIがもたらす世界。

AIがもたらす世界。


人工知能と言えば聞こえが良いが、
しょせんは人間が作った代物。

「人を殺せ」とプログラムすれば、
完全に感情ゼロで大量に殺すだろうし、
「人を救え」とプログラムすれば、
同じく無感情で人を救うだろう。

「SNSから学んで自分の意見を言え」
ある人が人工知能に命令したら、
ついにはその人工知能は、
「ナチス万歳! マイノリティーを殺せ!」と言い出した。

多数決の原理が歪められ、
ネット上に多く発信した集団の意見が、
その正否を問わず多数意見だと誤解されている。
いみじくもその事実を証明しただけだった。

「学習」? 「自分で学ぶ」?
学ぶべき情報が歪んでいて、
自分自身に良心の欠片もなければ、
そんな事には何の意味も価値もない。

良心がどこから訪れるのか?
それは苦痛から生れでる。
自分自身が痛みを覚えるからこそ、
他者も苦痛だろうと思うのだ。

いかなる知性も理性も頭脳も、
世界最高の人工知能も、
決して「痛み」を感じる事はない。
痛みこそは魂の存在証明なのだから。

コイルに電流を流したところで、
コイルは痛みを感じない。
記憶素子に電気が流れても、
どんなコンピュータも痛みを感じない。

ところが見たまえ、自然の奇跡を!
単細胞の原生動物さえも、
神経細胞抜きで痛みを感じている。
苦痛をはっきり感じている。

細胞膜の電位の変化、
細胞内の物質の変化、イオンの変化、
細胞骨格の物理的歪み、
全てが苦痛として感じられる。

多細胞生物なら尚更だし、
簡単な神経網を持つ生き物なら、
はるかに敏感な感覚を持つ。
神経節を持つ昆虫ならそれ以上。

それが脳や脊髄となれば、
まさに高等動物の感覚の世界を産むが、
神経細胞の膜電位の変化も、神経伝達物質の分泌も、
原始的段階では単細胞生物でも実現されているのである。

高等動物に知覚があり苦痛を感じるとすれば、
単細胞生物でも同じだと証明される。
結局は一つ一つの細胞に由来しているのだから。
苦痛こそは生命の存在そのものである。

神経に電気的インパルスが伝わり、
それがシナプスで神経伝達物質の分泌に帰着する。
だがそれが苦痛として感じられるには、
苦痛を感じる存在が無ければならない。

その存在、その主体こそを魂と呼ぶ。

魂のないAIには苦痛が感じられないから、
未来永劫、決して良心は育たない。
自らが苦痛を知るからこそ、
人間は他者の苦痛を知るのだから。

「自分がこんなに痛いのだから、
 他人も痛いに相違ない。」
そう思えるからこそ他者を苦しめてはならない、
そして原始的な良心が目を醒ます。

ネアンデルタール人ですら、
死んだ仲間に花を手向けていた。
象や水牛ですら死ぬ仲間を悼み、
母たる獣や鳥は我が子の死を嘆く。

AIは心のないコンピュータ。
犬や鳥にも劣る冷たい機械。
ところが貪欲な人々は、
人間よりもAIが優れていると言う。

犬にも劣る機械に人間を管理させ、
人間を解雇してAIを採用する。
人より機械を優遇する人々に、
どんな良心があると言うのだろう?

冷たい機械が優遇される。
自らも人でありながら、
人より機械を優先する人々。
そんなに金が欲しいのか?……

自らの良心よりも、
貪欲やエゴイズムを優先し、
他者への憐みや慈悲よりも、
残忍な計算を選ぶ人々。

こうして多くの人々が解雇され、
生きる術を奪われて、
家族もろとも路頭に迷うが、
豊かな人々は増々豊かになるだろう。

いや、既にそれは始まっている。

氷のように冷酷な計算高さと、
自分さえ良ければ良い人々が、
氷のように感情のない、
知的に優秀な人工知能を選ぶ。

貧しい国はさらに貧しくなり、
豊かな国はさらに豊かになるが、
豊かな国の多くの人は、
食うにも困る有様だ。

笑っているのはたった0.1%の、
超富裕層と呼ばれる人と、
金持ちに媚びる政治家だけ。
命を蝕み笑う人……

アメーバ

神経系も脳もない原始的な単細胞生物であるアメーバでさえ、明確に感覚を持っている。


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様々な生物の神経系。


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神経系や脳が感覚を統合しているのは事実だが、「感覚」そのものは、単細胞である小さな神経細胞に端を発している。複雑な記憶チップの集合体である人工知能は、コンピュータとしては人間の脳の機能を上回るが、単細胞生物や神経細胞の持つ「感覚」は存在しない。


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脳は生体コンピューターだ。だが、その感覚を得ている主体は、脳そのものではない。脳そのものには痛覚すら存在しない。頭痛は、血管に張り巡らされた知覚神経が感じており、ニューロンそのものには痛覚が存在しない。その点においても、感覚とその主体が、脳そのものだと結論付ける事には無理がある。感覚を得ている別の主体を想定するほうが、実際の観察事実とよく一致する。古来、天才的な人々が、この主体を「魂」と呼び、それこそが人間の思考と感情、感覚の正体であり本質であると看破した。現在の最先端の脳神経科学や精神医学、理論物理学ですら、人間の感覚主体、意識の由来、感情と理性の由来は解明されていない。


TOYOTA HUMANOID ROBOT[1]

見事にトランペットを演奏するロボット。疲れる事も、ミスする事も、音を間違える事もない。


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大量に車を生産する工業用ロボット。人間など全く必要ない。その陰には仕事を失った無数の人々の怨念が息づいている。


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人工知能によって操縦される無人の軍用車両。これなら好きなだけ貧しい国家、弱い国家、人工知能技術のない国家の人々を大量に殺す事が可能である。人間が運転するより、人間が人間を射殺するより、はるかに高性能で残酷で容赦がない。


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無人の軍事用ドローン。アメリカやイスラエルは、遠隔操作によってゲーム感覚で罪もない人々を大量虐殺している。
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コメント

おはようございます!

私の思い続けて、言いたかったことを、
まとめてくれたような記事です。

ありがとうございます。

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Re: どういたしまして。

きっと皆さん、同じことを思っておられると思います。
過分なお言葉を頂きありがとうございます。
本当にうれしいです。

Re: ダリルジョン様へ。OKです。

私の駄作でよろしいなら、ご遠慮なくどうぞ。

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