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水木しげる氏による戦争の現実

水木しげる氏による戦争の現実

  ―「水木しげる漫画大全集 昭和史3:太平洋戦争後半。終戦から朝鮮戦争」講談社発行 より―


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 今の日本では、右翼団体「日本会議」「美しい日本を創る会」、日本神道系右翼のカルト教団「生長の家」、あるいは右翼の作家、百田尚樹小林よしのりなど、戦後に生まれ、実際の戦争など一切知らない連中が、得意になって、

「日本は侵略戦争などしていない」
「従軍慰安婦など居なかった」
「戦犯には一切何の罪もなかった」
など、口からでまかせの嘘を吐いている。

 水木しげる氏と言えば、「ゲゲゲの鬼太郎」で一世を風靡した漫画家であるが、ご自身も兄も徴兵されて戦争に駆り出され、自ら戦地でマラリアに何度も罹患し、銃撃によって左腕を失った傷痍軍人である。

 今の安倍内閣と全く同様に、机上の空論でしか戦争を考えず、国民を奴隷のように戦死させた当時の戦犯達とは全く違い、実際に戦地に送られ、目の前で多くの仲間が死ぬのを目撃し、自らも何度も死線をくくり抜け極限状態を経験した水木しげる氏の語る真実の「昭和史」――それがこの作品である。

 安倍晋三の祖父、岸信介のような戦犯が起こした侵略戦争、アジア太平洋戦争により、日本の国民は360万人も死んだ。しかも、特筆すべきは、北方や南方の戦地に送られた兵士の2/3以上が、戦闘ではなく飢餓と病気による病餓死だったという事実である。

 現在、安倍晋三は、籠池・加計学園疑獄で見るように、国家予算を平然と200億円も横領して我が世の春を謳歌し、自分自身は安全な場に身を置きながら、自衛隊を残酷にも戦地、しかも日本とは無関係な欧米の起こした戦争に送る事を決めた戦争法案を強行採決し、それを合理化するための憲法改正を目論んでいる。
 それと全く同じく、当時の軍部、戦犯達は、飢えと病に苦しむ国民や戦地の兵士を尻目に、自分達は最高の豊さと権力を享受していたのである。

 今の安倍政権の手口をつぶさに見れば、軍国主義独裁憲法であった明治憲法下の日本において、どれほど国民がないがしろにされ、生存権まで政府に掌握されて、戦争を強制されて犬死にしたか、賢明な人々ならば想像するに難くないだろう。

 では、実際の戦争とはどのような物だったのか? その真実を知るためにも、読者諸氏にも、ぜひ一度、水木しげる氏の「昭和史」を購入して御一読されたい。

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 特攻隊による自殺攻撃。イスラム過激派の自殺テロが、日本の特攻隊を模した物である事はあまりにも有名だ。
 特攻隊を考案した調本人は、自らは決して特攻隊として死ぬ事はなく、笑いながら次々に若者達の命を奪い続けた。
 恥ずべきことに、この唾棄すべき人間の屑は、敗戦後、自らが裁かれ公衆の面前で死刑にされる事を恐れて自殺している。
 戦争中、こうした戦犯共は、
「自殺は最も恥ずべき裏切り行為であり、非国民、国賊のする事だ」と吹聴し、戦争を嫌って自殺した人々は、その家族までがバッシングされ暴言を浴びた。
 他人にはそういう残酷な言葉を投げつけておきながら、自分自身は悪事をさらけ出される恐怖で自殺した卑劣な戦犯共。それが安倍晋三や右翼団体の本当の正体である。

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 戦争を強制されたのは罪もない国民だった戦争する事を承諾しなければ軍法会議で銃殺にされたから、自殺する以外に戦争を拒否する術はなかった。
 けれども、戦争とは大量殺戮であり虐殺であり殺人行為である。戦争に加担した以上、相手を殺す事を強制されるが、相手を殺害したからには、それは明らかな殺人である。
 こうして、否応なく徴兵された国民までが、殺人を強制された結果、戦犯として裁かれ有罪判決を受ける事になった。
 他人を殺害した以上、それが戦争中の事であろうがなかろうが、殺人は殺人でしかない。愚かな人々は北朝鮮に恐怖するあまり、安倍と右翼にまんまと乗せられ、自衛隊の戦争加担に同意し、平和憲法を改正して戦争する事を当然だと思っているが、それを認めた瞬間に、それらの人々も当時の国民や戦犯同様、戦争と言う大量殺人を肯定し、殺人行為に加担した事になる。
 あなたは自分自身や家族、夫や兄、我が子や孫が、戦争で人間を殺す事を認める積りなのか? そうだとすればあなた自身、既に安倍と右翼という、軍国主義独裁を狙うおぞましい連中に洗脳され、マインドコントロールされてしまっているのである。 

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 医療費は削減し、全ての社会福祉をカットして、高齢者や病人に残酷な安倍晋三と与党右翼団体と同様に、当時の政治的権力を握っていた戦犯共も、現場の兵士の食糧や医療には全く無関心だった。
 今の日本ですら、貧しさのために病院にも受診できない人々、餓えて死ぬ人々、年間3万人もの自殺者が存在する
 軍国主義独裁者の特徴は、弱い者いじめと国民への無関心、自分達特権階級に金と権力を集める事で、国民の富を吸い上げ、奴隷のように扱う事である。
 今の安倍晋三の姿、御用ジャーナリストである薬物強姦魔の山口敬之は、確たる証拠があるにも関わらず無罪放免、ISの人質となった後藤さんは、意図的に殺害されるように仕向け、籠池・加計学園疑獄では国民の血税を200億円以上湯水のように横流しするという、倫理観ゼロの残酷な弱い者いじめ、弱者切り捨ての姿を見れば、当時の軍部、戦犯共が、国民や戦地の軍人たちに、どれほど残酷であったかが理解できるだろう。

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 抗生剤もない、薬剤も無い。おまけに食糧や安全な水すらない。こんな環境で多くの兵士が、マラリアその他で死亡した。
 戦闘で負傷した兵士の多くは、医師も居ないために、手足が千切れ、腸が飛び出した状態で放置され、何日もそのままで苦しみ抜いて死んだ。
 運よく軍医によって手足を切断されても、当然、麻酔薬すらない南方では傷口は腐り、北方では凍傷にやられ、あっと言う間に感染して敗血症で死んだ。 原爆被害者も同様に、傷口にはニクバエのウジが湧き、悲惨な状態で亡くなっている。
 水木しげる氏はマラリアの高熱に苦しむさなかに、銃撃で左腕を失ったが、彼が生き延びたのは奇跡的だった。

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 原爆投下によって、数え切れないほどの人々が残酷な死を遂げたが、それでもなお、軍部の上層部は、自らが戦争犯罪人として裁かれ死刑になるのを恐れ、国民が全滅するまで自分達のために奴隷のように戦わせようとしていた。これが世に言う、
「一億玉砕、火の玉だ!」の、国家への「滅私奉公だった。だが、彼等の言う「国家」「政府」とは、100%、軍国主義独裁者と戦犯の事であって、民主主義憲法である今の平和憲法が認めているような、「一人一人の国民」などではない。
 当時の明治憲法は、安倍晋三と右翼による、自民党の軍国主義独裁憲法と全く同じであった。

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 この卑劣な戦犯は、一体何をもって「大罪」と言ったのか? 国民に戦争を強制した事か? 自分達が軍国主義独裁者として、国民の富を吸い上げ、国民を兵士として奴隷用に死なせたことか? 父や母から子を奪い、祖父母から孫を奪い、妻から夫を奪って戦争を強制したことか? 現地の女性を強姦したり、罪もない占領地の人々を殺害したり、従軍慰安婦を性奴隷として残酷な扱いをした事か?

 もしそれが罪ならば、首相が戦争を国民に強制できるとする「自民党憲法草案」を強行採決し、国民の人権と生存権を保障し、平和を保障する現行の平和憲法を抹殺しようとしている安倍晋三と与党、改憲に賛同する希望の党、日本維新の会、右翼団体も、全く同じ罪を犯している事になる。

 一体いつまで国民は、軍国主義独裁を狙うおぞましい犯罪者、安倍晋三と与党と取り巻きの政党とに、独裁権を与え続けるのか?
 敵の敵は味方である。もし、2017年度の選挙において、国民が自民党の敵である共産党に投票していたら、安倍政権は完全に半数を割り、安倍晋三は退陣を余儀なくされていた。

 私はかつては民主党に票を投じ、希望の党に期待していた一人である。けれども、先の衆議院選では、小選挙区では立憲民主、比例代表では共産党に投票した。共産党や立憲民主が優れていると考えたからでは決してない。安倍政権以上におぞましく危険な独裁政党は存在しないからである。 
 軍国主義独裁によって国民の奴隷化を狙う地上の悪魔、安倍晋三と与党、右翼団体に比べれば、共産党の方がはるかに安全である。

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 軍国主義独裁を狙う国民の真の敵――それが安倍晋三と与党、右翼団体である事は言うまでも無い。
 ナチスのヒトラーであれ、北朝鮮の金正恩であれ、日本の悪魔、安倍晋三であれ、その最も危険な点は、メディアの掌握と利用による国民、特に何も知らない若者達への洗脳教育である。

 国家のため、その実は安倍晋三や与党のような独裁者のためであるが、幼い頃から戦争が当然だと洗脳され、北朝鮮の危機に対応するため、国民の生存権、財産権、人権を保障する平和憲法が駄目だと叩き込まれ続ければ、いとも容易に国民は独裁者に騙されてしまう。
 洗脳とマインドコントロールから解放されるには、真実を知る以外には方法はない

以上の全ては拡散希望です。
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