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風が吹いたら……

風が吹いたら……


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ある台風の朝の事でした。

小さな女の子を抱えたシングルマザーが、
職場からのメールを受け取ったのです。

「暴風警報、避難警報が発動されたから、
 今日と明日は職場は休業にする」とありました。

保育園に行くはずだった小さな小さな女の子は、
お母さんと一緒に居られて嬉しさで一杯です。

「ママ、今日は一緒に遊んでね!」
お母さんも笑ってうなづきました。

台風が二人に与えてくれた、
ささやかな尊い贈り物です……

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ある台風の朝の事でした。

デートの約束をしていた女子大生が、
彼からのメールを受け取ったのです。

「台風が直撃するから、
 今日のデートは中止にしよう」

娘は仕方なく家でテレビを見ていましたが、
その隙に彼氏の方は、よろしくやっていたのです。

別の彼女が彼氏の家で、
彼とイチャイチャしていました。

昨夜からその有様でしたが、
台風は浮気な彼にとっては、絶好のチャンスだったのです。

娘は彼の正体を、
見抜く事ができるでしょうか?

台風を良いように利用した、
裏切り者の彼氏の正体を?……

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その日は昼ごろから荒れ模様の空になりました。

仕事に出ようとしたご主人に、
奥さんが一言言ったのです。

「あなた、今日は台風でしょ?
 早めに帰ってきてね」

ご主人は奥さんの言う事を、
きちんと聞く人でした。

「わかった。早めに帰ります」

その言葉通りご主人は、
仕事が終わるとすぐ帰宅しました。

もし、もう一時間遅かったら、
高速道路の玉突き事故で、命を落としていた所だったのです。

神仏も天使も存在しないと言う人が居ますが、
それは事実に反しています。

この優しい奥さんこそが、
ご主人の命を救った守護天使だったのですから……

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ある日、台風がやってきて、
豪雨のために大勢が亡くなりました。

家を押し流され全財産や、
仕事すら失った人も大勢いたのです。

たかが風、されど風。
自然の力は巨大です。

もし、先進国の人々が大量消費を良しとせず、
クリーンな再生可能社会を構築していたら……

台風は天災と呼ばれますが、
目先しか見えない愚かな人類が、温暖化による異常気象を招いたのです。

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人生の嵐の日、
風が吹いて雨が降り、悲しみの朝に苦しみを加えます。

もう耐えられないと思っているのに、
さらに悲劇が襲います……

それが人生と言うものです。

備えあれば憂いなし。
若い頃からまじめに生きれば、努力した分だけ報われる。

小さな努力なら小さな報酬、
血のにじむ努力でも普通の報酬です。

命を懸けた努力をしても、
多くは何も報われない。

けれども100の努力をすれば、
自分自身に1の実力が身に付きます。

もしも1000の努力をしたら、
10の実力が得られるでしょう。

報われない努力の繰り返し、
それが人生と言うものですが、決して無駄ではありません。

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ある朝、風が吹いてきて、
日本は戦争を始めました……

戦争犯罪人達が、
巧妙にそうなるように仕組んだのです。

政治も、メディアも、情報も、
思想も教育も洗脳も、何もかも戦争犯罪人の意のままでした。

愚かな人々は喝采し、
普通の人は顔をしかめましたが、みんな、権力者に忖度したのです。

戦争に反対し、平和を求めた人達は、
かつての小林多喜二のように、拷問の末、時には殺されました。

「殺さなければ貴様を殺す」
それが軍法会議でしたが、そうなったらもうお終いです。

奥さんを殴る卑劣な男や、平気で浮気する連中は、
ありとあらゆる屁理屈と、自己弁護を並べ立てるもの。

それと全く同様に、
戦争犯罪人共も、ありとあらゆる嘘を積み重ねたのです。

悪いのは自分のくせに、
近隣諸国と米英が悪いと決めつけました。

残酷な虐殺や拷問、強姦も、
何も悪くないと白を切ったのです。

今の日本の右翼と与党を見れば、
そのからくりがそっくりそのまま、再現されている事に気付きます。

ありとあらゆる悪事と犯罪が、
白昼の下、為されているのに、誰も首相を非難しない。

まるで戦争当時さながらです。

気紛れな風が吹くように、心が当てもなくさまようように、
日本は何処へ行くのでしょう?……

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